童話展2019(ARTs*LABo主催) について
2019/3/1(金)〜2019/3/5(日)の日程で開催されている童話展に参加しています。
今回はテーマが”童話”ということで何をモチーフに描くか悩みました。
当初はこのテーマ展ではなく、1月の和風幻想の方に出すつもりだったラフを見て、
やっぱり描きたいな…という思いがあり、また、童話展も既存の童話だけではなく、
創作童話としての絵もあり。ということを知り参加することにしました。
お話自体は深く練っていませんが、和風の「靴屋の小人」のようなイメージで
お針子の小人たちが、刺繍のお手伝いをするというお話を想像して
イラストにしました。
当初、1月に出すはずだったので、各キャラクター達は冬の植物の名前がメインでした。
ですが3月に出す事になったのでちょっと変えたり変えなかったり。。。
設定集でもないので、そんなに設定は凝らなくてもいいのですが、
私はきちんとキャラ付けした方が筆の進みが早いし、想像が膨らむので結構重要です。
一応四姉妹の小人で、手前から時計回りに設定交えて紹介します。
長女…椿。しっかりもの。きりっとしている。まとめ役。
次女…白梅。目が見えない。おしとやか。おっとりなわけではない。静かなタイプ。
三女…南天。実は男の娘。マイペース。ぼへ〜っとしてる。この子だけ針を持っていない。
四女…福寿草。いつも元気に明るく。にこにこ。やる気、元気!なタイプ。
なるたけ説明しなくても、キャラが出るように描いたつもりです。
背景は私の好きな金沢のお裁縫道具をちりばめて、
遊びでくまとうさぎのぬいぐるみも配置してみました。
今回のイラストのよかったところ
・配色が好みに仕上がったと思う
・影の付け方の考え方?が前よりわかってきた感じ
・白いものは白く描けた(もっと顕著でもいいかも)
いまいちだったところ
・本当は、背景を和柄にしたかった
・もっと、ごちゃっとした感じにしたかった
・着物の柄を細かく描きたかった
・塗りに失敗したところがある
・構図的に白梅の姿勢がおかしい。
・小人っぽさを出す為、もっと大きいものを描いたほうがよかったのでは?
などなど、思う事はなんぼかありますが、
ひとまず一つの作品として発表できたのは嬉しい所です。
塗りにかかった時間としては過去最短(6日くらい?)だったので、
そこもいくらか成長できたのでしょうか?
描くつもりのなかったATCも、大好きな”おやゆび姫”をモチーフに2枚描きました。
4月に参加する「とりてん3(原宿デザインフェスタギャラリー)」にも出せるよう、
鳥も描けてよかったです。(もしかしたら加筆するかもですが…)
さて、次はなんの絵を描きましょうか。
楽しみです。